リモートで色々 Zoomとか 出張とか

    皆さんこんにちは、シュンゾーです。

    もう言うまでもなく去年からのコロナ禍は、日本に限らず世界中のすべての人の生活を変えてしまい
    ました。

    感染を防ぐために講じられた措置により、人々は例外なく大きな犠牲を強いられ、これまでの常識を
    否が応でも変えなけらばならなくなりました。

    当たり前だったことが当たり前でなくなりました。例えば、毎日早起きして会社に通勤する、という
    生活。職場によっては、そういう生活を続けなければならない方もいらっしゃいますが、「毎日出社
    しなくてもよい」という生活に変わった方も多いのだと思います。

    通勤という毎日の行為もさることながら、劇的に変化したのが、「出張」という行為です。

    「出張」というのは、サラリーマンにとってのある種「ごほうび」みたいに考えている方も多かったのでは
    ないでしょうか。

    「いやぁ、福岡のお客さんにご挨拶しなきゃいけないから、ちょっと行ってくるわ」と気軽に羽田から
    飛行機に乗るオジサン。コロナ禍前には、ゴロゴロいらっしゃいました。

    もしくは、「いやぁ忙しくてさ。明日から3日間シンガポールで、再来週はニューヨークに行かなきゃ
    ならないのよ」という、どこぞの「忙しい自慢の」商社の青年。

    でも最近は、Zoomとか、その他の画像会議ソフトウェアでリモート会議、大盛況ですよね。

    ひと昔前は、「テレビ会議システム」なんていうと、とてつもなく費用がかかり、大掛かりなセット
    と専用会議室みたいなのを会社に設けておかねばなりませんでした。

    それがどうでしょう。今は、Wi-Fi環境さえあれば、「どこでも」、「誰とでも」、「つながれる」
    んですからね。

    そして、皆さんそれでも大きな不自由は案外感じていないはずです。

    もちろん、「フェイストゥフェイス」で、面と向かってお話をする、ことによる親密さの醸成という
    ものは、ネットを使ったリモート会議では望むべくもありません。

    もっと言えば、「腹を割った」関係には、リモート会議ではまずなれないでしょう。

    しかし、これまでの出張の少なくとも建前の上での主目的である、「業務上の打ち合わせ」、「商談」、
    「社内打ち合わせ」などというのは、リモート会議でまったく問題なくこなせているのではないでしょうか。

    「これまで出張しまくりだったあのオジサン、なんだったの?」と感じている若手社員の人、全国で
    石を投げると当たりまくるのではないでしょうか。

    この「出張しなくても業務の遂行に支障がない」という状態、長い目で見て、将来的に副作用がある
    のか、ないのか。それは「将来にならなきゃわからない」が正解です。

    しかし、「あり得そうな度合い」で言えば、少なくとも「将来的にも業務の上での副作用はないのでは
    ないか」と、シュンゾーなんかは思うわけであります。

    その意味で言うと、新型コロナワクチン、現在では「早く接種させてよ」とおっしゃる方の方が多い
    ように思いますが、一部には「大急ぎで作ったワクチンだから、長期的に副作用がないとは言い切れ
    ない」。

    というのに少し似ている気がします。どちらも、「結局将来のその時にならないとわからない」と
    いう意味では同じだからです。

    まぁ、敢えていうなら、「出張がないことの副作用」の方が、「ワクチンの副作用」よりは可能性
    低いかな、とシュンゾーは思いますが。

    その意味では、「人の移動」で稼いでいらした鉄道、航空を始めとする運輸業の皆さんは、いわゆる
    「コロナ後」の世界がどうなるのか、戦々恐々だろうと想像いたします。

    国内の出張のために交通費として会社が支出する金額は、まぁ知れていますよね。東京から福岡に
    行って、2泊3日くらい過ごしても、トータル10万円にはなかなか到達しないでしょう。

    しかし、これが海外出張となるとこれまで実は相当大きな金額を会社は、交通費として負担していたのです。

    皆さん、成田でも羽田でも、東京からニューヨークのビジネスクラスの正規運賃(往復)っていくら
    ぐらいかご存じですか。

    答えてしまいますが、100万円を優に超えます。ニューヨークのファーストクラス往復は250万円、
    ロンドンのファーストクラス往復に至っては300万円を超えます!

    皆さん、上の金額を見て、今ご自分の目を疑いませんでしたか? 「え、見間違いかな?」と。

    いーえ、本当なんです。

    そりゃ、航空会社、必死になってビジネスクラス、ファーストクラスを販売したがりますよね。
    というか、コロナ禍前は、特に日系航空会社は、ニューヨークやロンドン便は、ビジネスクラスや
    ファーストクラスが、連日満員でした。

    航空会社の方はお得意様に、「申し訳ございません、その日はあいにく満席でして」という、お断り
    することが仕事の一つだったそうです。

    でもね、皆さん、少し冷静になって考えてみてください。12、3時間かけてニューヨークやロンドンに
    行く、その交通費が片道50万円以上、って「値ごろ感」を感じますか?

    シュンゾーは、昔から「航空会社のビジネスやファーストの運賃って値ごろ感ないよなぁ」と思っていました。

    シュンゾーはへそ曲がりだったからだと思います。しかし、新型コロナウイルス感染症に侵された今、
    世間の人は、「そうそう、そういえば、ニューヨークに行くのに、往復100万か120万円の航空運賃
    払ってたよなぁ」と遠い目で思い出しているでしょう。

    仮に出張者本人は、「オレの懐から出るお金でもないし」と、現在も思っていたとしても、会社の
    経営者、また身近なところで経理担当者は、「あー、旅費、交通費の支出は激減したなぁ」、
    「その割に売り上げは旅費交通費の減額率ほど減っていないよな」と確実に思っているはずです。

    それにしても、ホイホイと気軽に新幹線や国内線、国際線の飛行機に飛び乗って出張しまくる生活って
    なんだったんでしょうね。

    さて、新型コロナ感染症のワクチンの接種が行き渡り、治療薬の効果も確実に出るようになった
    あかつき、いわゆる「コロナ後」の時が来たら、どうなるんでしょう。

    皆さんももしかすると同じことを考えて思っておられるかも知れませんが、「レジャーとしての旅」は
    元に戻る可能性も高いかも知れません。

    レジャーの海外旅行客は、よほど富裕な方を除いてコロナ禍終息後もビジネスクラスやファースト
    クラスでなく、エコノミークラスで移動される方が多いでしょう。

    しかし、国際線において航空会社が「利益の源泉」とまで位置付けていたファーストクラス、ビジネス
    クラスのいわゆる上級クラスのお客さんは、どれだけ戻るのでしょうか。

    シュンゾー、極めて見通しは厳しいと思います。

    何度も言いますが、いわゆる極東に位置する日本からの、米国、欧州行きのビジネス、ファーストの
    運賃は、距離が長いという事実はありますが、とてもではないですけど、納得性という意味では皆無
    だと思います。

    え、「でも機内食があるじゃん」ですか? いくらファーストクラスの豪華な機内食でも、片道150万
    円もする運賃ですよ。その分、安い運賃で移動し、ロンドンでもニューヨークでも、超一流のレスト
    ランに行けばいいじゃないですか。

    一回の夕食に10万円もかければ、ロンドンでもニューヨークでも相当豪華な食事が楽しめます。

    豪華な機内食のために、航空会社の上級クラスに乗るなんて、それこそ本末転倒もいいところです。

    あえて言うなら、マイレージをものすごくたくさん貯めて、マイレージ利用でファーストクラスに
    乗る、というのならまだ理解できます。

    いくら会社の費用とは言え、ニューヨークやロンドンの往復にファーストクラスで、250万円から
    300万円、ビジネスクラスでも、100万円以上の航空運賃を何の疑問もなく会社に支払わせるという
    のは、ある意味背任行為ではないでしょうか。

    一方、JR東海の新幹線も、6分おきにあの高速ののぞみ号が駆け抜けて、しかもほとんどの列車が
    満席、という異常な状況は、これだけ業務出張の激減が定着すると、この先なかなか戻ってこない
    でしょう。もちろん、JR西日本やJR東日本の新幹線の状況も同様と思います。

    ただ、シュンゾーの理解では、JR東海も他のJRも新幹線車両の増強などは、自社の手持ちの現金の
    範囲内で行ってきたと理解していますし、これまで積み上げてきた社内留保は非常に大きなものが
    あったと思います。

    だから、今回のコロナ禍による乗客の激減によって、JR各社は極めて厳しい決算ではありますが、
    屋台骨が揺らぐことはないでしょう。

    しかし、シュンゾーが心配するのは、某青い航空会社こと、ANAさんです。

    日本経済の好調や、オリンピック時に増えるであろう移動旅客の増加からくる期待値を非常に大きく
    見積もり、過大と言っていいような投資を機材と社員数増強のために、短期間で行いました。

    それは、JR東海のように手持ちのキャッシュの中で行ったとは、到底思えない金額です。

    今後極めて厳しい経営のかじ取りとならざるを得ないこと、非常に憂慮しています。

    ちなみに、JALはよく言われています通り、約10年前の法的整理以降、過大な投資ができない環境
    にあったことが今回のコロナ禍の状況においては、これまでのところ吉と出ています。

    ここまで、コロナ禍の現状における、インターネットを活用したZoomを始めとするリモートでの
    コミュニケーション手段のメリットについて述べてきました。

    最後に、簡単にそのコミュニケーション手段があまり上手くいかなかった例の指摘だけしておきます。

    昨年、いっとき流行ったのが、「Zoom飲み会」です。皆さん、最近聞きますか?

    シュンゾーはここのところ、絶えて聞きませんね。

    シュンゾーも昨年の早い時期に誘われたことがありますが、めんどくさがりなので、参加しません
    でした。一時期積極的に開催していた方も、最近は...のようです。

    やはり、よく聞くのは、「飲み会はリアルの方が良い」、「Zoom飲み会だと、出て行き時が
    わからない」、「一度にしゃべれるのが一人だけ、というのが、飲み会としては物足りない」、
    というようなネガティブな意見です。

    上の方で、会社でZoomを使って意思疎通ができても、腹を割った関係にはなりにくい、と申し
    ました。どうやら、オンラインコミュニケーション手段というのは、他の色々なことと同様に、
    向き不向きがある、と。

    やはり、どうしても実務一辺倒の利用法にならざるを得ない、ということだけは、言わずもがな
    ですが、あえて最後に申し上げておきます。






















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