この違いは何か? 航空会社

    皆さんこんにちは、シュンゾーです。

    さて、コロナが日本で始まって間もなく1年半ですね。国民みんなが厳しい暮らしを強いられています。

    なぜか昨年から我々のコロナに対する対処法に変化がないような気がするのは気のせいでしょうか。

    世界各地で感染症に対する対処法として、都市封鎖的に人々の行動を極めて強く制限する方策がとら
    れて来たのはご存じの通りです。

    もちろん、それは一定の効果を挙げてきました。

    シュンゾー、思いますが、今後(特に日本にとって)大事なのは、「出口戦略」ではないでしょうか

    いかにして、人々の生活、経済を元に戻すか、ということですよね。

    シュンゾー、繰り返しますが、そのためには、「感染者が〇〇〇名に増えた」、「医療崩壊である」
    とか叫び続けるのは、とても違うのではないかと思います。

    今こそ、「日本は諸外国と比べて、人口当たりの感染者数、重症化者数がケタ違いに少ない」のだ、と
    言うことを改めて国民と海外に向けて周知すべきでしょう。

    もしかすると、海外の人たちの方が、日本の現状について認識しているかも知れません。

    この周知が行き届いていない理由は、日本におけるオピニオンをリードするべき、「政権」、「マス
    コミ」、「日本医師会を始めとする医療団体」が、心配性の日本国民に迎合する余り、本当のことを
    言ってこなかったことに他なりません。

    本当のことを言わないどころか、心配性の日本人をあおり続けています。

    これ、「誰得?」ですよ。 だぁれも得をしないことなんですけどね。敢えて言えば、それらを叫び
    続けている団体(政権を含む)が、国民の不安をあおりづづけている限りは、非難されない、っていう
    とっても後ろ向きのしょーもない理由しかないですね。

    明日からでもいいです。すぐにやめましょう!

    さて、今日、久しぶりにコロナ下(あ、ちなみに「状況を表す」場合、「コロナ禍」というのはNGです。

    「コロナ禍」はあくまでも、「コロナというわざわい」という意味の名詞ですから。「状況を表す」
    場合は、あくまで「コロナ下」です。)で厳しい状況の航空会社に関する記事が載っていました。

    日本経済新聞の記事で、アメリカの航空会社に関するものです。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN224OV0S1A720C2000000/

    米航空大手の業績が急回復している。22日に出そろったアメリカン航空など大手3社の2021年4~6月期決算は、合計の純利益が2億3700万ドル(約260億円、前年同期は94億ドルの最終赤字)と、新型コロナウイルス下に入った20年1~3月期以降で初めて黒字になった。ワクチン普及で米国内線の需要増が回復をけん引した。
    (太字はシュンゾー)

    シュンゾー、驚きました。航空会社の業績が急回復?

    さすがアメリカ、か?

    最終損益で黒字だったのはアメリカンとデルタ航空の2社。ユナイテッド航空は最終赤字だったが、赤字幅はコロナ下で最も小さく7~9月期の黒字転換を見込む。22日に発表したアメリカンの純利益は1900万ドル(前年同期は20億ドルの最終赤字)だった。

    本当に驚きました。

    まことにご同慶の至り、という他ありません。

    上の記事にもある通り、非常に需要の大きい、米国内での国内線の航空需要の回復が大きいようです。
    これは、ビジネス、観光ともに、とのことです。

    シュンゾー、繰り返し申し上げていますが、アメリカと日本の国民性の違いは、月と地球の距離くらい
    大きいです。

    要するにアメリカ国民の心理的な回復状況が大きいということでしょう。

    さて、翻って日本国内の航空会社です。今年度の第1四半期(2021年4月-6月)の発表はまだだと思い
    ますが、アメリカの国内線のように、日本の国内線が回復しているとはとても思えません。

    そりゃそうですよね。7月に入って、オリンピック開幕直前に4度目の緊急事態宣言を東京に発出して
    いるような国ですから。

    本日、オリンピックの開会式が挙行されますが、とても国民のマインドが「楽観方向」に向かって醸成
    されるとは思いません。

    もう、これは国民性ですから。仕方ないですね。

    そして、日本の航空会社にとって悲惨なのは、国際線需要の行方は、国内線よりさらに先が見通せ
    ない、ということです。

    シュンゾー、何度も申し上げますが、日本の航空会社、特にコロナ禍発生まで、国際線をリードして
    きたと言われるANAが設定している、国際線のビジネスクラス、ファーストクラスの料金は、まぁ
    俗っぽい言い方をすると「目の玉が飛び出る」ような金額です。

    ヨーロッパやアメリカの往復の「航空運賃」だけに、200万円とか300万円、払いますか?

    まぁ、コロナ禍発生前には、景気の良い会社は払っていたのでしょう。でもね、申し訳ないですが、
    「たかが移動の料金」ですよ。肝心なお仕事の本番は、海外の目的地に行ってから発生するのです。
    交渉ごとを行うとかね。

    そういう、シュンゾーに言わせれば、「相場観のない」或いは、もっと言えば「納得性の低い」料金
    設定を前提とした収入見通しで、大変大きな借金をして(実際には「オペレーティングリース」の形態
    ですが)、大量の航空機を導入し、さらに言えば人員を3万から4万に増やしたのがANAさん、あなたです。

    最近、ANAは10数機の最新鋭の777-300ERという飛行機を退役させたようです。

    これ、まだまだピカピカの飛行機です。退役させる理由はまったくありません。ANAは「固定費削減」
    と何度も言っていますが、まったく違います。

    この時期に退役させて浮くお金は、言ってみれば「駐車料金」の「夜間駐機料」だけですから。

    そして、これらの飛行機は、「ローン払い済み」なんです。じゃあなぜ、この最新鋭の飛行機を退役
    させたか、と言いますと、実はボーイング社との787という最新鋭機の購入契約に、「トレードイン
    条項」という「下取りの約束」があったからなんです。

    本来は、この下取りの約束は、基本的にANAがすでに持っている航空機「どれでも」良いはずなん
    ですが、今回、ボーイングは「本来より早く下取りしてあげるからさ、最新鋭機を出してね」と言う
    「特別な条件」をつけてきたはずなんです。

    済みません、シュンゾー、見ていたわけではありませんが、恐らくこのような条件に違いないはずです。

    ボーイングとしては、そりゃ、下取りするに際して、転売しやすいのは最新鋭の飛行機ですよね。

    そういう条件を出されなければANAとしては、同じ777でももっと古いのがありますので、そちらを
    差し出したはずです。

    あ、参考までに申し上げますと、JALはANAのように「身の丈以上の」投資をしていませんので、
    苦しいのは事実ですが、ANAほどではありません。

    そして、最新鋭の777-300ERを退役させてしまったANAさんは、なんとお人よしなことに、
    ボーイング社との新造機購入契約は、きっちり守って、今後もどんどん787型機が入ってくるわけです。

    これ、自社の資金での購入でしたら、誰も文句を言いませんが、すべて(に近いはず)は、借金
    (オペレーティングリース)で行います。

    いやー、信じられません。

    さてさて、ANAさん、今後どうなるんでしょう。

    シュンゾー、前から申し上げていますが、ANAさんは、潰れはしないはずです。

    多分、ですが、「公募増資」という手法で、国民の皆さんからの資金を集める、という昨秋にも行った
    手法で資金調達をするでしょう。それしかないはずです。

    でもね、皆さん、「増資」って返済義務、ないですからね。出資した人が利益を得るには、会社が利益
    を上げていくことに尽きます。

    シュンゾーの見立てですが、これだけ借金で膨れ上がったANAは、今後恐らく最低30年は黒字になりません。

    え、皆さん、それでも公募増資に応じる? ほぉ、まぁ自己責任ですからね。増資に応じたいので
    あれば、どうぞご自由に。シュンゾーなら出資はしません。



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