レストア (クラシックカー)

    こんにちは、シュンゾーです。

    レストアって何?とお思いの方も多いと思います。
    この言葉が主として使われるのは、古い自動車を部品ごとに修復し、見た目も綺麗にし、エンジン
    その他の動くのに主要な部分を修復し、ちゃんと走るようにすることを言います。

    シュンゾーも詳しくはないのですが、主にイギリスやアメリカなどの一部で盛んな自動車ファンの
    方たちの、いわば道楽と言えるのではないでしょうか。

    とはいえ、最近でも日産が女優の伊藤かずえさん所有の30年前のシーマをレストアして差し上げた
    というニュースが大きく報道されていました。
    https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1321387.html

    このように、大手の自動車会社が自らレストアすることは、結構珍しいことだと思います。
    なぜなら、自社の新車の販売には決してプラスになることではないからだと、シュンゾーは思うから
    です。

    もちろん大手自動車会社が、自社がかつて製造した車をレストアするのは、簡単とは言わないまでも
    部品の調達などの面ではずいぶん優位性があると思います。
    でも大手自動車会社の基本業務は、新車を販売することですから、レストアを積極的に行う動機は
    ないですよね。

    だから、レストア自体は、基本的には町の小さな自動車工場のような所が、なかばオーナーの趣味
    的に行われているのではないでしょうか。

    そして、レストアはシュンゾーの理解では、基本的には、英米の方々のかなり限られた人たちの間
    での趣味としておこなわれている、と。

    あ、でもですね、一つ付け加えたいのですが、日本においても、この趣味をお持ちの方はいらっしゃ
    います。

    シュンゾーの知り合いの知り合いですが、この方は本業は立派な医療系のお仕事なのですが、
    その方の周囲の方曰く、「あいつの本業はレストアだ」というような方がいらっしゃいます。

    シュンゾーは詳しくないのですが、その方がやっていることは、例えばポルシェのような
    高級スポーツカーを購入してきて(もしくは、それを購入した方の要望に従って)、綺麗に
    直してお返しする、というお仕事です。

    価値のあるクラシックカーを、直す前の価格でさえ、2、3千万円するようなものを、綺麗に完璧
    に動くように直して、その倍くらい、5千万円くらいでお売りするようなお仕事だそうです。

    でも当たり前だと思いますが、その作業自体、半年くらいかかることはザラだそうです。
    へぇー、ですよね。これは、趣味ではなくてお仕事と言ってよいと思います。
    そして大変な作業でしょうね。

    そんなシュンゾー、実は最近知ったTV番組があります。BS11でやっている「名車再生!
    クラシックカー・ディーラーズ」という番組です。

    これは、面白いです。

    イギリス人で自動車ディーラーを営んでいるというマイクが、古いけれども良い車、今でも人気の
    ある車を調達してきて、相棒のエドが非常に高度な技術を使って、どんどん再生してゆき、綺麗に
    した後に購入したい人に売却するという、ドキュメンタリーです。

    TV番組ですから、すべてがドキュメンタリーだとは思いませんが、車を直している工程はすべて
    事実を追いかけていると思います。この番組を制作したディスカバリーチャンネルは、
    ドキュメンタリーでは大変な定評のある放送局ですからね。

    この番組、かなりの部分がYoutubeでも公開されていますから、ご興味のある方はぜひ過去のものも
    ご覧いただければと思います。

    シュンゾーがこの番組を見ていて感じたのは、「欧米では古い車にも結構な値段が付くな」っていう
    ことです。

    この番組で扱っている車は、ポルシェやベンツのような、超がつくほどの高級車ばかりではありません。
    どんなレベルの車種でも、さらに「レストア前の価格なのに」、日本ではあり得ないほどの値が付いて
    います。

    上に引用したYoutubeでもミニという大衆車です。この番組、レストアするのは基本的には大衆車の
    方が多いです。それでも、20年、30年以上前、場合によっては40年、50年前の車が、綺麗に
    した上で取り引きされているのです。

    さぁ、日本ではどうでしょうか? まず新車製造後15年も経てば、「価格はゼロですね」と言われます。
    日本では、いわゆる旧車の価値は本当になくなってしまいます。

    皆さんご存じの通り、日本車は非常に高品質で、頑強にできており、15年や20年ではびくともしない
    のに、ですよ。それらの車が生産されたおひざ元の日本において、旧車にはほとんど価値がない、
    というのはなんとも皮肉なことだと思いませんか。

    現に、日本でかなり使い込んだ車は、東南アジアやロシア、南米で相当の高価格で取り引きされている
    と聞きます。

    特にロシアの極東地域では日本車の需要は大変高いものがあったそうですが、日本車は右ハンドルな
    ものですから、日本と反対の左ハンドルの国であるロシアでは、現在はかなり高い関税がかけられて
    しまうそうです。

    日本の車の右ハンドル仕様は、実はそういう面で世界の中古車市場では大きなハンデですが、それを
    押しのけてでも海外で人気があるようです。

    南米のペルーなどでは、どのような改造をしたのか分かりませんが、車のボディには〇〇幼稚園とか、
    日本語の文字が書かれたままで、ハンドルを左側に移設した車もたくさん走っているようです。

    どうなんでしょうか、我々の日本という国は、まだ全く問題なく使えるけど古いもの、というだけで、
    非常に価値を下げてしまう部分が多すぎないでしょうか。

    一戸建ての住宅なんかもそうです。築20年も経ったような家は、「うわもの」である家の方には
    ほぼ価値がなくなってしまい、売買される際は土地の値段だけだそうですね。
    こんなこと、欧米系の国々ではあり得ません。

    うーん、シュンゾーは不思議に思います。「それが文化だから」と言われればそれで終わってしまい
    ますが、余りにもったいないことではないでしょうか。

    このことは、日本国民の心に染みついてしまったことですから、「はい、明日から考え方を変え
    ましょうね」と言って、すぐに直ることではないですが、「20年後にはガソリン車をなくして
    すべてを電気自動車にしましょう!」とか、かなり無理スジの号令をかけることよりは、よほど
    エネルギーの節約になるのでは、とシュンゾー、思うのです。

    とりあえず、本日主張いたします。「古い車、古い家をもっと大事にしよう!」と。

    この記事が気に入ったら
    いいね または フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!

    コメント

    コメントする

    目次
    閉じる