こんにちは、シュンゾーです。
ここのところ、コロナ関係の話題が尽きません。
こんなに普通じゃない世の中になるなんて、誰が想像したでしょうか。
そういう世の中でも政治家の皆さんは、「選挙に落ちたらただの人」なわけで、一方で選挙の期日
は否応なく迫ってくるし、で本当に難しいところです。
さて、先日投開票が行われた東京都議選、結果はどうだったでしょうか。NHKのホームページから
転載します。

都議会の第一党だった都民ファーストの会は改選前の45議席から31議席に減らしました。一方、
国政与党である、自民党と公明党は、合わせて56議席と、合計127議席の過半数には届きません
でしたね。
一方、都知事の小池さんは、選挙戦最終盤になってから、具合が悪いのを押して、複数の候補者
の激励に入り、それが功を奏して、都民ファーストの会は、激減が予想されたものの、予想より
減少幅は少なかったようです。
まぁ、45議席から31議席というのは、シュンゾーなぞは「かなり減ったな」とは思いますけどね。
「予想よりは減少幅が少なかった」そうです。
まぁこの方の機を見るに敏な天才的な風見鶏っぷりについては後ほど述べるとして、シュンゾーが
今になって存在に気づいた小池さんへの批評(シュンゾーは公正な論評だと思います)をいくつか
ご紹介したいと思います。
ちょうど1年前、先日ご紹介した「女性 小池百合子」の著者、石井妙子さんへのインタビュー
記事です。
https://diamond.jp/articles/-/240531
この石井さんへのインタビュー、基本的にはシュンゾーが先日もご紹介した通り、「小池百合子
の自伝は欺瞞だらけ」ということですが、この記事の印象的な部分を抜き出します。
――著書では小池氏の学歴詐称疑惑に限らず、幼少時代から今に至るまでの彼女の振る舞いを、徹底した関係者への取材によって明らかにしています。特にカイロに渡る前の兵庫県芦屋市時代、顔のあざに悩んだり、父親の勇二郎氏の事業や政治活動の失敗で莫大な借金を抱えたりするなど、彼女の経験には同情を覚えます。(←インタビュアー)
小池氏の実家は芦屋市にありましたが、高級住宅街のイメージから連想されるような裕福な家庭ではありませんでした。経済的に不安定な幼少時代からの環境は、社会の上へ上へと常にはい上がらないと、下に落ちてしまうという恐怖感を彼女に植え付けたことでしょう。組織の上層部にいる有力者とだけつながって世渡りをするという小池氏の手法は、父親譲りといえます。(太字はシュンゾー)
この点は小池さんの現在の人格を形成したという意味で大事なところでしょう。
――阪神・淡路大震災の被災者の訪問を受けた際に、指にマニキュアを塗りながら応対し「塗り終わったから帰ってくれます?」と言い放つエピソードも出てきます。私も小池氏本人に16年11月にインタビューした際、iPadを操作しながら目を合わせることなく生返事を続けられたことがあるので、こうした言動は十分に想像できます。小池氏のそんな一面はあまりメディアで取り上げられませんね。(←インタビュアー)
小池氏はテレビカメラが回っているなど公の場所と、そうでない場所での振る舞いが大きく違います。北朝鮮による拉致被害者の家族の記者会見に付き添った際など、自分がいかにも良心がある人物であるかのように振る舞うことはとても上手です。
記者会見でも「○○と存じます」などと丁寧さをやたら強調した言葉遣いをします。“芦屋令嬢”的なイメージを意識しているのでしょう。しかし、いざ自分に不利な質問が出ると、手元の資料を束ねて机にたたきつけてバンバン音を立てるなど、途端に豹変する。“地金”が出てしまうのです。
小池氏の周辺を取材して感じたのは、本人は学ぶ力、思考力が乏しいのに、複雑な物事をさも十分に理解しているように自分を見せる力だけは抜群に高いことです。多くの人々は小池氏のそうした虚像だけを見ているわけで、それが怖い。(太字はシュンゾー)
また、小池氏の性格、気質的な問題を指摘して、石井さんは下記のように指摘しています。
また小池さんは、いわゆる“マスコミ受け”する言葉や施策を打ち出すことにかけても天才的です。3月以降、新型コロナウイルスでの対応で医療の現場が危機的な状況下にあっても、彼女が記者会見で紹介したのは、「コロナかるた」、けん玉、そして近藤麻理恵さんの片づけ動画でした。派手な柄のマスクを話題にしようとするなど、すぐに目くらましをする。
早川さん(シュンゾー注:小池氏カイロ時代に同居していた方)に言わせれば、例えばカイロ大学卒業の件でも、小池氏には嘘をついているつもりはない。目の前の相手が振り向いてくれるよう、相手の喜ぶことを口にしてしまう性格だというのです。カイロ大“首席卒業”も、当時の日本人男性記者が喜んで記事にしてくれると考え話を作ってしまったのでしょう。今もマスコミに対して同じことをやっている。
一方で、小池氏の嘘はすぐにバレるような甘いものが多い。カイロ滞在時をつづった著書『振り袖、ピラミッドを登る』でも、1年留年しているのに4年で卒業したと書いたことなど、調べればすぐに矛盾に気づくようなエピソードがたくさん出てきます。
そういう意味では、彼女はカイロにいたころから今まで何も変わっていない。彼女自身の特異なキャラクターよりも、そんな彼女をここまで押し上げた社会の在り方こそ問題ではないかと思います。環境大臣時代に水俣病やアスベストが問題化していた時期であるのに、小池氏がぶち上げたのはクールビズでした。公害問題で地道な成果を上げることよりも、マスコミや社会はクールビズに飛びついてしまったわけです。これは私たち社会の責任でもあります。(太字はシュンゾー)
こんな調子です。この石井さんのインタビューは昨年のものですが、これひとつとっても小池氏
がいかに怪しい人であるかは明らかだと思いますけどね。
さて、実は小池氏の欺瞞を明らかにした石井さんだけでなく、今度は都庁の中から、小池氏がいかに
ハチャメチャなことをしているかを暴いた方が出てきました。
「小池百合子都知事が東京都にもたらした「7つの悪政」、都庁元幹部が激白!」と題して、澤章さん
という方が、徹底的に批判をしています。
この方は単行本も出して「ハダカの東京都庁」という本に至っては、都庁の書店では、見える所から
隠して販売した、という笑えない実話もあります。
この澤さんによるダイヤモンドオンラインの記事は、あまりにうなずける部分が多いのですが、
シュンゾーのこの投稿には引用いたしませんが、是非とも皆さんお読みください。
https://diamond.jp/articles/-/275890
平たく言いますと、小池さん、もはや都知事としてやることがなくなり、今秋の衆議院選に出馬する
だろうと、先日シュンゾーが申し上げたことと同じことをおっしゃっています。
まぁなんというか、小池さん、天才的というか、本能的に「自分の得になりそうなこと」をする方
です。
そして、この澤さん、一昨日投開票が行われた都議選の結果を受けて、本日また別の記事を投稿されて
います。
https://diamond.jp/articles/-/275890
シュンゾー、この投稿の最初に書きましたが、小池さん、最後の最後に都民ファーストの会の候補者の
激励に出ましたね。
まぁ、これも彼女の「動物的な勘」によるものでしょう。「ここで一応、病をおして激励に行った方が
いいわね」と思ったのです。
要するに、彼女は、自民党に二階さんに最近、すり寄っている手前、都議選において自民党と対立
する、都民ファーストの会の応援を正面切ってはできない。
かと言って、都民ファーストの会の候補者を、まるまる見捨てるわけにもいかない。
そこで、思いついたのが、「体調不良」ということなんです。
体調不良であれば、都民ファーストの会を最初から応援せずとも、「不可抗力」で皆さん
許してくれる。
そして、体調不良の中、最後の最後に応援するぐらいであれば、自民党の二階さんも許してくれる、と。
まぁ、どこまで計算ずくの方なんでしょう。
二階さんを含めて、自民党のお歴々は、この小池さんのやり口、みんな知っています。
知らないのは、「あら、小池さん、可哀そう」という、まぁどういう属性とは言いませんが、そういう
風に感じる方々です。
皆さん、いい加減、気づきましょうよ。
上の方に、昨年の石井妙子さんの記事、そしてつい最近の澤章さんの記事を2本、引用しました。
皆さん、お読みください。そして、もしこれらの記事の内容に論理的矛盾があれば、皆さん、指摘
してください。
シュンゾーには、これらの記事、少なくとも論理構成にはまったく矛盾がないと思います。
何度も申しますが、「あら、小池さん、可哀そう」と思っている方々は、一般の方々ですからまぁ仕方
ないです。でもね、マスコミの皆さんは違います。おかしいことはおかしいって言いましょうよ。
何に忖度しているんでしょうか。
この小池さんのようにおかしな方が都知事という非常に大きな権力の座に座っていることは決して
公共の利益にはなりません。
ましてや、この方、「女性初の日本の総理」を目指しているとも聞きます。
こういう時こそ、マスコミが機能しなくてどうするんでしょうか。
皆さん、小池さんは相当あぶない方ですよ。
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