ワクチン接種 日本医師会のこととか

    皆さんこんにちは、シュンゾーです。

    新型コロナ感染症のワクチン接種、今日、6月21日からは職域接種が開始になったそうで、接種
    される方々の数が今後大きく伸びるのであろうと思います。

    65歳以上の方々への接種、我らが菅総理は、「7月末までに終了せい!」と発破をかけている
    ようで、それを受け止めた自治体サイドは必死になって業務の遂行をし、100%かどうかはわか
    りませんが、かなりの程度まで実施されそうですね。

    一方で、当然のことながら、自治体による事務処理能力の違いがかなり歴然としてきました。
    東京23区も区によってずいぶん接種券発送のペースが違うようです。

    シュンゾーの知り合いから聞いたのですが、その方はちょうど61歳だそうで、「高齢者には入らな
    いし」と谷間の世代の悲哀を嘆いておられました。

    また、その方は同級生のご友人が多いそうで、皆さんお住まいの地域がバラバラであり、LINEの
    グループトークでは、接種券の発送、受領がもっぱらの話題のようです。

    ある方がお住まいの地域はのんびりしていて、65歳以上の方への発送の目標が「7月末までに」だ
    そうで、しばらくは61歳のその方には順番が回ってきそうもないそうです。

    一方で、別の方の自治体では、「65歳以上の方への発送の終了に目途がたったので、6月17日
    から64歳未満(60歳まで)の方への接種券の発送をします」とホームページに先週の月曜にアナ
    ウンスされ、実際18日の金曜日に自宅に到着したそうです。

    それで、ネットでの予約開始が19日の土曜からで、ちょうど接種枠を増やしたばかりだった
    ようで、なんと、すぐに翌20日の15時の枠が取れて、1回目の接種がもう終わった方もいらっしゃ
    います。

    その方の自治体の人口は、約50万人おり、そんなに小さい自治体ではなく、隣接する自治体は、
    そこよりも約10万人も人口が少ないにもかかわらず、接種券の進捗が全然進んでいないようです。

    政令指定都市は、大きな規模にもかかわらず、実施主体は各区ではなく「市」ですので、事務作業
    はかなり遅れているやに聞きます。大阪市や横浜市は相当遅れているようです。

    その点、東京23区は、同じ「区」と言っても、特別区ですので、他の政令指定都市の区とは与えら
    れている権限が違い、市町村と同じなのです。

    また、東京は1つの区で人口100万人を超えるところはないので(一番大きいのが、世田谷区の約90
    万人。それでも十分大きいですが)、370万人を超える人口の横浜市や260万人の大阪市よりは事務
    処理はずいぶん楽だろうと思います。

    まぁ、実際世田谷区の進捗状況を調べたわけではないので、事実はどうか知りませんが。横浜と
    大阪が相当遅い、という話は実際に耳にしました。

    今回のコロナワクチン接種のオペレーションでは、市区町村という自治体単位での実施に決まった
    段階で、大きな政令指定都市の苦戦(人口100万人に至らない政令指定都市もありますので、200万
    人、300万人規模の政令指定都市のことです)は、予見できていたかもしれません。

    でも、シュンゾーの知り合いの同級生の隣接都市のように、人口が少ないのに、とても遅い、
    という町は、どうしたわけでしょうか。

    シュンゾーは、思うのですが、私の知り合いの住む町の行政の長(市長さん)のリーダーシップが良か
    ったのではないかと想像いたします。

    言葉を選ばずに申しますと、地方自治体の長、というのは、平時においては、まぁ誰でもできるという
    類のお仕事です。

    要するに仕事の過半が調整業務である、と。もちろん、その調整業務が大変とおっしゃる方も多いかも
    知れませんが、シュンゾーはそこはあまり大変だとは思いません。

    それよりも、今回のコロナ禍のように、100年に一度あるかないかの異常事態の際に、リーダーシップ
    を発揮できるかどうかが行政の動きの効率を左右するのだと思います。

    もちろん、都道府県の知事においても同様です。「平時は調整業務」の証拠には、中央のキャリア
    官僚出身の知事が非常に多いことからも裏付けられます。シュンゾー、ただ今は数字を持ち合わせて
    おりませんが、間違いなく50%以上の知事はキャリア官僚出身者です。

    ただ、現在のコロナワクチン接種に関して言えば、実際のオペレーションの責任は市区町村単位です
    ので、市区町村長さんの能力というのが、如実に表れてしまっていると言ってよいでしょう。

    皆さんも、この際、滅多にない機会ですので、ご自分のお住まいの地域のトップ(市町村長)の行政への
    リーダーシップ発揮の度合いを、冷徹に分析してはいかがでしょうか。次の選挙時の投票には、非常
    に参考になるはずです。

    さて、本日言いたかったのは、ちょっと違う話です。

    このワクチン接種が本格化する前、マスコミ等の報道では、「打ち手が足りない」という大きな声が
    ずっと聞こえていました。

    さて、実際はどうなのか、と言いますと、Yahooニュースに石蔵文信さんという医師の方が非常に
    興味深い投稿をされています。

    https://news.yahoo.co.jp/byline/ishikurafuminobu/20210613-00242782/

    私が違和感を抱くのは接種する医師が足らないというマスコミ報道です。接種する医療関係者が足らないために政府は歯科医師や救急救命士も臨時でワクチン接種ができるようにしました。本来は医師や看護師の領域である筋肉への注射を拡大することに関しては日本医師会が抵抗を示しましたが、政府に押し切られた格好です。そのために日本医師会は今や抵抗勢力と位置づけられています。

    <中略>

    一般開業医をワクチン接種の主体とすることに無理があったように思います。日本医師会の会員は約17万人ですが、一般開業医は約8万人です。そのうちワクチン接種可能なかかりつけ医は約半数位でしょう。

    要するに、政府は当初、日本医師会に頼ったのだけれど、医師免許保持者における日本医師会の
    組織率はさほど大きくはなかったということですね。

    さらに石蔵先生は、興味深いことをおっしゃっています。

    自衛隊以外の都道府県が設置した大規模接種センターでは主に医療関係者をネットで公募しました。大阪市が1日50人の医師を募ったところ、4日間で1364人の応募があり、すでに募集は締め切っています。最近では医師会にも属さず、大学や大きな病院にも属していないフリーランスの医師が増え、出産・子育てで休職している医師もいますので、ネットで募集をするとすぐに集まるのでしょう。

    なるほど、こういう時代ですから、ネットで募集すれば、現在は休眠状態の医師免許保有の方々が
    たくさん集まる、ということですね。

    それにしても、日本医師会です。上の石蔵先生の記事の中にもありましたが、政府が歯科医師や
    救命救急士にもワクチン接種を認めるとした際、日本医師会が抵抗を示しました。

    日本医師会は、少しでもご自分たちの権益、領分が侵されると見るや、なんでも「ハンターイ」と
    自動的に反応するようになっているのでしょう。

    そもそも、日本医師会の中川会長は、これまで再三にわたって「これでは医療崩壊だ」とおっしゃって
    いますが、日本医師会が会員であるクリニックや病院に対して「積極的にコロナ陽性患者を受け入れ
    なさい!」と指示を出した形跡はまったくありません。

    仮に本当に医療崩壊だったとすると、その責任はまったくもって、日本医師会の責に帰すべきで
    しょう。中川会長はまさに天に唾する発言をずっとしておられます。笑えません。

    実際のところ、マスコミも含めて、最近は中川会長の記者会見での発言、あまり注意を払って
    いないように思います。シュンゾー、なぜだか「オオカミと少年」を思い出しました。

    先ほど書きましたように、市区町村の首長さんのリーダーシップをよく観察するのと同時に、日本
    医師会という団体がどういう行動をする団体なのかについても、今後ともよくウォッチをして
    まいりましょう。


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